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2009/12/02(水)《STRAMD》開講記念シンポジウム 「企業経営をデザイン思考する」報告1
過去のブログ記事
松岡克政(まつかつ)です。

昨日は、「企業経営をデザイン思考する」という題のシンポジウムに参加した。




以下はホームページより抜粋

左脳と右脳、理性と感性、これらのハイブリッド効果を、経営に活かし問題解決をはかる時代の到来です。
しかもそれを従来の専門領域を超え、相互に刺激触発を図りながらソリューションを目指すのです。
経営とデザイン分野の先達としての実績を背景に、三者三様の立場から一つの指標を考え、
「学校」を構想し、実用力にあふれた「講座」の開講について語ります。
これこそまさに経営戦略とデザインの創造的融合です。


2~300名の席は満席だった
これは来春から立ち上がる STRAMD()という学校(?)の開講記念イベントでもある。

パネリストは、デザインと経営に関する大御所、中西元男さん、紺野登さん、内田繁さんの3名である。



2時間という限られた時間の中で3名それぞれから、状況論、組織人材について、STRAMDで求める人材についてのお話があった。

状況論については、
中西さんは歴史の中での日本、あるいは中国や韓国を見た時に、あるいはIT化、リーマンショックという激動の時代、その中で(も)、デザインは共通分母になるものであるといったお話をまずされた。引き続き紺野さんからデザインのデコンストラクション等、次代の中で求められる「価値」の変化についてお話しがされた。
続いて内田さんが、デザインとは人間、社会、自然を結ぶものだということ、そして「人間のため」→「日本のため」と考えていくことが(われわれ日本人なら)まず必要であり、しかし、それらは人類共通の共感を呼び起こすものとつながっているというお話をされた。

中西さんから、ベネッセが30年前に構想したことが今結果となっている、そういった「思いを形にする」という取り組み、「ストック的」な観点には、報道機関は目を向けないのもどうしたものか?という話があり、引き続き内田さんから、「変化」や「観察」、「微細なもの」への視点が日本人の特色であり、これらは21世紀に。より世界が着目するであろうと話された。話をつなげて紺野さんから、これらの話題の共通項は「文化」への関心であり、その文化は「もの」から「関係」へと変化しているとの話があった。ここまでで約1時間である。
この場面などはパネリスト同士の思考の混ざり合いが見られて、とても面白かった(内田さんをトリガーとして相互作用的)。


その後、組織、人材論についての話があった。

紺野さんから、現代は「モノ」ありきではなく、「コト」の中に「モノ」や、さまざまな要素が含まれていく状況になっていること、あるいはSECIモデル(野中郁二郎さん提唱の知のプロセスモデル)の観点の紹介、21世紀のデザインを20世紀のデザインと対比させて「知識デザイン」と呼び、自身、探求を重ねているという話があった。



続いて、中西さんよりSTRAMDでは理性と感性を融合した人材を育成したい、そのためには「仮説を建てる」ことが大事であるという話があった。市場(マーケット)観点だけでなく、社会的観点も今後の経営には求められており、見えないデザインから進めることが大事である。といお話があった。ブリヂストンのF1撤退が象徴的だというお話には、先のベネッセの話にも通じ、数10年分の重さ深さが垣間見れた。その話を受けて内田さんから広島のホテルの成功事例が出された。
紺野さんよりIDEO(アメリカのデザインコンサルタント会社)が提唱して最近流行っている体験,観察の取り組みの方向のほかに、内省的-総合の軸も必要であり、デザイン思考では、特にどちらとも大事であるという話があった。この話は、言われてみればデザイナーにとっては当たり前ではあるが、見過ごされがちな観点であると感じた。ここまでの組織、人材論で約40分間である。

U理論もそうだけど、デザイナーにとって当たり前のことを見える化、プロセス化することにより、その他の領域の方との共通言語が出来上がってくる。多くのヒトがデザインとデザイン思考に興味を持ち始めている今の時代がとても楽しみに感じた。私が今メスを入れ始めている「マインドマップによるデザイン思考の見える化」もきっと役立つことになると思っている。



残り20分間で、3名からSTRAMDへの思い、次世代のデザインニスト(拡張されたデザイナーの造語)へのメッセージがあった。

キーワードだけ言うと、
・紺野さんより、「やる気」と「内省的思考」のどちらも最低限必要であり、軸としては、「関係性」と「美的な教養(エステティック・バーチュー)」があるということ
・内田さんより「幸せとは何か?」、「体を動かすことが必要である」、と
・中西さんより、デザインを決定するのは経営者であるから、デザインを意思決定する人々へと向かっていく教育がSTRAMD教育であるとの話、「How to」ではなく 「Why to」を求めると。人を作る仕事をしていきたいとのメッセージが込められていた。
以上で20時15分となり、終了後、パーティが行われた。その他にも9時半以降まで盛り上がっていた。



と、ここまで、いつもの僕とは全く違う文章を書いてみた(笑)。

ちなみに、これらは時間中に書いたマインドマップからいくつかのキーワードを音声入力で書いた後、軽く修正しているものです。
ということはそもそも、僕の言葉に変わってしまっているものだということ、この文章も正確な概要の抽出ではないこともお断りしておく。
大事な論点のいくつかは、たまたま割愛されている。 例えば日本の製造業のことなど。



書いている途中


書き上げた後のマインドマップ ↓












この続きに関しては、投稿を分けるとしましょう。

《STRAMD》開講記念シンポジウム 「企業経営をデザイン思考する」報告2


マインドマップ(と僕)について興味を感じた方は続きも見てくださると
うれしいです。全く異なるタッチで書きなぐっています。




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